PARMA(パルマ)

パルマのドゥオモと洗礼堂パルミジャーノ・チーズと生ハムの故郷、オペラの巨匠トスカニーニが生まれ育ち、中田選手が活躍する SERIE A のパルマチームの本拠地である街。

 フィレンツェ、ミラノから日帰りで行けるので、大きな荷物は置いて身軽な格好で電車に乗って行ってみましょう。


同行通訳市内、郊外への同行、オーダーメード店でのショッピングの通訳、 フィレンツェ・シエナの美術館ガイドなどをいたします。
買い物だけでなく、美術の専門ガイドなど、自分達だけのツアーでフィレンツェの町をお楽しみ下さい。
詳しくは下のリンクより。

LinkIconフィレンツェ同行通訳・コーディネート

2002年12月××日 曇り時々雨

トスカーナを抜け出し、足を向けた先はお隣りのエミリア・ロマーニャ州のパルマ。
今回の旅の目的は、パルミジャーノ・チーズと生ハムを食べることと中田選手が活躍するサッカー・スタジアムを見ること。生ハムのお買い得さは以前友人が熱く語っていたから間違いないでしょう。期待できそう!

フィレンツェ発 8:28 の IC(インターシティー)で出発。
IC はコンパートメント(客室)タイプだから、旅行気分増大。
水曜日だったせいか空いていたけど、週末は見知らぬ人と相席になって旅仲間が出来るかも。
10:41にパルマに到着し、いよいよ目的達成への第1歩が始まった。

Via G. Verdi(ヴェルディ通り)を通り、P.za della Pilotta(ピロッタ広場)へ向かう途中3ツ星ホテルを発見。目的を達成出来なかったら、ここに1泊かな?

Albergo Brenta(アルベルゴ・ブレンタ)

住所
Via G.B.Borghesi,12
TEL
0521-208093
ホームページ
料金
シングル 55 ユーロから、ダブル 85 ユーロから、朝食 5ユーロ

街の中心地に行く前に早速パルミジャーノ・チーズや各サラミを売っている食料品店に出くわした。
派手な宣伝広告とお買い得品のパルミジャーノ・チーズが1キロ 11,76 ユーロの安さには脱帽。
フィレンツェで買ったら1キロ15ユーロくらいはするのに・・・。

パルマ・サラミ来る電車の中で読んだイタリアの食&旅行情報誌「viaggi e sapori」(ヴィアッジ・エ・サポーリ)に載っていた数々のサラミも所狭しと並んでいて、

  • Culatello(クラテッロ:豚しり肉の大きなサラミ)
  • Salame di Felino(サラーメ・ディ・フェリーノ:まろやかさとスパイシーさが特徴のサラミ)
  • La Spalla cotta di San Secondo(ラ・スパッラ・コッタ・ディ・サン・セコンド:熱い湯に通してから食べるサラミ)

など、フィレンツェではお目にかからないサラミに一瞬釘付けになってしまった。

さすが、パルマ!

駅からピロッタ広場までは歩いて10分くらいの距離なのに、私の場合はサラミのお陰で45分もかかってしまった。
はたして今日中にフィレンツェまで帰れるのか、ちょっと不安・・・。

やっとのことで、ピロッタ広場へ到着。
ここでも私の目を引くもの、そう!、衣類、アクセサリー、雑貨、鞄、靴など、手ごろな日用品の青空市場が出ていた。

パルマの青空市場私が知る限り青空市場で売っている物はイタリア各地あまり変わらないけど、お店の人とお客さんが交わす言葉がその土地によって違うのがおもしろい。

今回もトスカーナ方言とは違うパルマ方言(?)を聞けて満足、満足。
青空市場

場所
P.za della Pilotta周辺
開催日
毎週水曜日と土曜日



ひと通り青空市場を見てまわった後、観光客の強い見方のインフォメーションへ。
インフォメーションのお姉さんに街の見どころを聞いてみた。

  • Duomo(ドゥオモ)
  • Battistero(洗礼堂)
  • P.za G. Garibaldi(ガリバルディ広場)
  • Palazzo della Pilotta(ピロッタ宮殿)

を特に薦めてくれた。

ピロッタ宮殿内には1618年にオリジナルから造り直された木造のTeatro Farnese(ファルネーゼ劇場)があって、ここもお薦めとのこと。
ここでもらった「PARMA city of arts」(英語版)という名のこの冊子(縦長)は程よい説明量でとても見やすい。
パルマのインフォメーションセンターちなみにこの冊子からピロッタ宮殿の名前の由来がPelota(ペロータ)というハンドボールに似た昔の球技名からきていることを知った。


INFORMAZIONI (インフォメーションセンター)

場所
Via Melloni,1/b
TEL
0521-218889
開館時間
月~土曜日 9:00~19:00 / 日・祝日 9:00~13:00
ホームページ


インフォメーションがあるあたりはお店が多くとても賑やか。
地図を片手にキョロキョロしていたら、どことなくフランスの雰囲気がするクレープ屋さんの前を通りかかった。

塩味、甘い味、シードル(リンゴ酒)がセットで8ユーロとかなりお得。パルミジャーノや生ハムもクレープの中身になっているし、たまにはワインじゃなくてシードルを飲むのもいいかも。

des Arts

住所
Borgo del Parmigianino,5/b
TEL
0521-206006
営業時間
火~土曜日 11:30~24:00 / 日曜日 15:00~22:00
定休日
月曜日催日:毎週水曜日と土曜日

次に向かったのはDuomo(ドゥオモ)とBattistero(洗礼堂)。
洗礼堂は型抜きで造ったような見事なまでの8角形をしていて、ドォーモは外観の地味さに比べて内観は礼拝堂やフレスコ画できれいに飾られていた。
どちらも11世紀~13世紀に建築が始まったということは、今から10~8世紀も前の話。
それを考えると、どういう方法でほぼ正確な8角形を造ったのかとても不思議。

そうそう、洗礼堂の中を見学していたら日本の元首相ご夫婦がイタリア人のガイドさんらしき人と入ってきた。
最初は気がつかなかったけど、「こんにちは」と声をかけて旦那様が目の前を通り過ぎる時に「ん、どこかで見たことのある顔だ・・・」と思ってやっと気がついた。
普通の観光客とは違って着ている洋服がしっかりしていたからなんか普通のご夫婦じゃないと思ったんだよなぁ。
予感は的中。記念に一緒に写真を撮りたかったけど、ご夫婦水入らずの時間だから遠慮することにした。 

洗礼堂

住所
Piazaza Duomo
TEL
0521-235886
開館時間
月~日曜日 9:00~12:30 15:00~18:45
閉館日
日曜日
料金
一般 2.7 ユーロ / 学生と65歳以上 1.5 ユーロ / 団体 0.5ユーロ
その他
説明用のオーディオあり 0.5 ユーロ(イタリア語、英語、フランス語、ドイツ語)

ドゥオモ

住所
Piazza Duomo
TEL
0521-235886
開館時間
月~日曜日 10:45~12:30、 15:00~19:00
その他
説明用のオーディオあり 0.5ユーロ

13:00 を過ぎるとお店は昼休みに入るらしく、どんどん人気が少なくなってきた。
私のおなかもグーグーなり始めたので目的の1つであるおいしい「食」を楽しめる場所探しへと移った。
信頼できるガイドブック紹介の所に行くのもいいけど、やっぱり地元の人に聞くのが一番。
買い物帰りのおば様にお薦めの場所を教えてもらった。
「パルマはどこで食べてもおいしいわよ。」と言い切るおば様が教えてくれたとっておきのお店は

  • モダンな雰囲気の「forchetta」(フォルケッタ)
  • サルメリア(サラミ屋)が経営している「Sorelle Picchi」(ソレッレ・ピッキ)

の2店。
少し考えておいしい生ハムが食べられそうなソレッレ・ピッキに行くことにした。

sorelle picchiソレッレ・ピッキは色々なお店が並ぶ Via Farini(ファリーニ通り)に面していて、レストランは道に面したサラミ屋のレジ横を抜けたその奥にあるという作りになっていた。
昼時とあってお昼ご飯を買いに来る人やレストランに来た人で店内には列が出来てしまった。
レストラン内は老夫婦、工事現場のおじさんやビジネスマンなど地元の人でこれまた一杯。ランチなのに予約をしてきている人もいて、いかにこのお店が人気があるかが一目瞭然!
ランチしか営業していないところも地元的でいい感じ。

 30分くらい待ってやっとテーブルへ。
迷わず注文したのは地元産サラミの盛り合わせ(アッフェタート・ミスト)とパルミジャーノの盛り合わせ、「郷に入っては郷に従え」通り、お店のお姉さんにパルマお薦め料理を聞いて注文した。

Tortelli con Zucca(トルテッリ・コン・ズッカ:餃子のように中にかぼちゃが入った詰め物パスタ)
ワインは当然この地方の赤ワイン、Lambrusco(ランブルスコ:発泡性の赤ワイン)
ソレッレ・ピッキのランチアッフェタート・ミストはパルマ周辺のサラミが4種類あってもちろん念願の本場の生ハムも食べられた。
口の中でとろけてやっぱりおいしかった~。パルミジャーノももちろん言うことなし。
手打ちのトルテッリはスパゲッティのような乾燥パスタとは違い食べ応えがあって、中のかぼちゃがすごく甘くてこれもおいしかった。

おば様ありがとう!

Sorelle Picchi(ソレッレ・ピッキ)

住所
Via Farini,27
TEL
0521―233528
営業時間
月~土曜日 12:00~15:00
定休日
日曜日

Trattoria Farchetta (トラットリア・フォルケッタ)

住所
B.go S.Biagio,6/b
TEL
0521-208812
営業時間
昼と夜
定休日
日曜日の夜と月曜日

目的を2つ達成したので、今度はサラミ屋が多いファリーニ通りと散歩やジョギングにもってこいの並木道 Stradone Martiri della Liberta'(リベルタ大通り)を通りながら、サッカースタジアムへ向かった。
ファリーニ通りで高級そうな食料品店を見つけたけど、昼休み時間だったので午後の営業時間に寄ることにしよう。

パルマ・サッカーショップにて試合がないスタジアムはファンの熱狂ぶりが嘘のようにとても静か。
サッカーショップが開いているかドキドキしてしながらスタジアムに近づいていくと、良かった開いていた。

店内には、今までに獲得したトロフィーやユニフォーム、子供服などチームカラーの青と黄色の商品が並んでいた。ユニフォームはレプリカとオリジナルの2種類あって値段も10ユーロくらい違った。
来客者がメッセージを残せる大きなノートがあったのでチラッと見てみるとほとんど中田選手宛てに日本人が書いたもの。
中には元サッカー選手の武田さんからのメッセージもあった。
私も片隅に名前を書いて来た。

中田選手は読んでくれるのだろうか・・・。

スタジアムへも入れたので、試合の様子をイメージしながら観客席に座ってみた。

パルマ・スタジアム内サッカーショップ EMPORIUM(エンポリウム)

住所
Viale Partigiani d'Italia,1
TEL
0521-232525
その他
Abbonamento(年間チケット)を持っていれば商品が10%OFFになる

2つ目の目的達成の後はワインバー BOTTIGLIA AZZURA(ボッティリア・アッズッラ)やインテリア関係のお店が並ぶ通りを通り、街の中心ガリバルディ広場を抜けて、さっき見つけたファリーニ通りの食料品店を覗きに帰ってみた。

Specialita di Parmaワインやサラミやお惣菜がおいてある中で、1つとっておきの物を見つけた。
それはパルミジャーノと相性がバッチリのバルサミコ酢のゼリー。

その名も「GELATINA DI BALSAMICO」。

フィレンツェでヴィンサントのゼリーは見たことがあるけど、バルサミコ酢は初めて見た。
パルミジャーノと一緒に試食してみたらおいしかったので早速購入。

BOTTIGLIA AZZURA(ボッティリア・アッズッラ)

住所
B.go Felino,63
TEL
0521-285842
営業時間
月~木曜日 20:00~深夜1:00 / 金、土曜日 20:00~深夜2:00
定休日
日曜日

インテリア関係のお店が並ぶ通り

通り名
B.go G.Tommasini

Le Specialita'di Parma(レ・スペチャリタ・ディ・パルマ)

住所
Via Farini,9/c
TEL
0521-233591

市庁舎があるガリバルディ広場はバスやトラム(路面電車)が行き交いとっても賑やか。
日が暮れ始め少し暗くなってきたけど、ちょっと足を伸ばしてオペラの巨匠トスカニーニ生家へ行くことにした。

デパートが並ぶStrada G.Mazzini(マッツィーニ通り)、市場、パルマ川を渡り生家の前に着いた時にはもう真っ暗になっていた。どれが生家なのか見逃してしまうほどごく普通の建物。そういえば、先月ルッカのプッチーニの生家に行った時もそうだったなぁ。

市場

場所
Piazza Ghiaia
開催日
月~土曜日
開催時間
午前中(13:00頃まで)のところと夕方(18:00頃まで)も開いているところがある

Casa Natale e Museo di Arturo Toscanini(アルトゥーロ・トスカニーニの生家博物館)

住所
Via Rodolfo Tanzi,13
TEL
0521-285499
開館時間
火~日曜日 9:00~13:00, 14:00~18:00
閉館日
月曜日
料金
一般 1.5 ユーロ / 学生 0.5 ユーロ

レージョ劇場トスカニーニの生家へ行った後は、彼の作品も上演されているであろうTeatro Regio(レージョ劇場)へ。

1821~29年にかけて建てられた優しい黄色の建物でパンフレットには2003年4月23日~6月22日に開催される「ヴェルディ祭」のプログラムが載っていた。この劇場の最高金額の席は78ユーロ、最低金額は立ち見で5ユーロ。

日本でオペラを観たらこの何倍になるんだろう・・・。

TEATRO REGIO(レージョ劇場)

住所
Via Garibaldi,16
TEL
0521-218685
チケット売り場の営業時間
火~金曜日 10:00~14:00 / 17:00~19:00
土曜日 9:30~12:30 / 16:00~19:00
チケット売り場の定休日
祝・日曜日
その他
公演当日は開演の1時間半前から開演の30分後までチケット購入可能
ホームページ


パルマへの日帰り旅行ももう終盤。
電車の中でのおやつ用にパン屋さんで「Torta di Parma」(パルマケーキ)を買って駅へ行き、19:15 発の IC でフィレンツェへ。

トルタ・ディ・パルマケーキは周りが柔らかいクッキー生地で、中身は小麦粉とカカオをベースにアーモンドやくるみなどのナッツと干しぶどうが入っていた。
今回の日帰り旅行は、食べ物に恵まれたおいしい旅だった。
旅におしいものはつきものだもんね。
今度はどこに行こうかな。

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