SIENA(シエナ)

シエナのマンジャの塔と市庁舎トスカーナのちょうど真ん中あたりに位置し、中世には南北ヨーロッパを結ぶ需要な通商路として銀行業が栄えた街。

シエナならではの毎年7月と8月に行われる競馬のお祭りパリオ祭、街の中心にあるカンポ広場、マンジャの塔はトスカーナの印象をも更に強いものにしてくれるでしょう。

フィレンツェとは敵対していたこの街で、今回はどんなもの・人に出会えるでしょう。


ワイナリー訪問「郊外へ足を伸ばしておいしいワインとトスカーナの小さな街訪問を楽しみたい。」
「自分のお気に入りのワインがどんな畑や樽で造られているか見てみたい。
せっかくのフィレンツェです、ついでに自然やワインとも触れ合ってみませんか?!
半日のコースもご用意していますので、旅行プランに合わせてご利用ください。

LinkIconワイナリー訪問サービスへ

leggi.gif問い合わせメールを出す

2003年2月××日 快晴

日帰り旅行3回目にして、初めての快晴。なのに、少し寝坊してしまった・・・。
急いで準備をしてフィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅近くにあるSITAのバスターミナルへ。

SITA

住所
Via S.Caterina da Siena,15
TEL
055-2645957
フリーダイヤル(イタリア国内)
800-373760
ホームページ

予定していた9:10発のバスにはやはり乗れず、次の9:40で行くことにした。

9:10発は観光客が多く利用するらしくいつも2台のバスが出発する。
このバスはRapida(ラピダ)といって、フィレンツェを出るとSuperstrada(無料の高速道路)を通ってシエナに行くので所要時間は1時間15分。

一方、私が乗った9:40発のバスはDiretta(ディレッタ)といって、Poggibonsi(ポッジボンシ)まではSuperstradaで行くけれど、Poggibonsiからは普通の道路を走って途中の街を通っていくから、所要時間は1時間35分。シエナで時間を多く過ごしたければ、寝坊をしないに限る。うん。

もしS.Gimignano(サン・ジミニャーノ)に行きたければ、Poggibonsiで乗り換えないといけないから9:40発でOK。今日も、たくさんの人が乗り換えていた。
私も来月はS.Gimignanoに行ってみようっと。

シエナまではどちらで行っても片道6.5ユーロ。ユーロになってからなんだか物価が上がったなぁ。

定刻通り11:15にシエナのP.za A.Gramsciへ到着。帰りのバスもここから出発するから、広場の地下にあるチケット売り場で時間を確認。
有料(0,5ユーロ)のWCもこの地下にあった。帰りはRapidaに乗りたい・・・。

まずは、街の中心カンポ広場に向かって坂を下って行こう。

シエナは街全体がすり鉢のようになっていて、カンポ広場はちょうど底の部分にあるので、広場に行くには坂を下り、広場から他の所へ行く時には坂を上らないとダメ。

観光の基本、歩きやすい靴と身軽な格好が一番。
今日の私の格好は・・・、うん正解!

扇形のカンポ広場には天気がいいせいか、若い人達が座ったり、寝転がったりしていた。
これがシエナスタイルなのかなと思いつつ「剛に入れば剛に従え」で私も寝転がってみた。
う~ん、気持ちいい。マンジャの塔に登っている人の写真にしっかり写っていたしりして。

マンジャの塔

場所
Piazza del Campo
開館時間
11月1日~3月15日(10:00~16:00) / 7、8月(10:00~23:00) / 9月1日~10月31日(10:00~19:00)
料金
5.50ユーロ

カンポ広場のカフェ視線をマンジャの塔から少し左に移すと、広場に面したテラスでカフェをしている人達がいた。

なんで、なんでと思って近くに寄ってみると、バールの中から行けることが分かった。パリオ祭をここから見られたらいいだろうなぁ~なんて考えながら、

私もカフェを手にテラスへ。

広場にあるインフォメーションには、「シエナの大地」というタイトルの日本語のガイドブックがあった。「無料でもらっていいのかな。」って思うほどしっかり出来ていて、アート&カルチャー、伝統工芸、グルメ&ワインのことなどが書いてある。

特に印象に残ったのは、「シエナ色。英語で黄褐色の絵の具をこう呼びます。」と書いてあったところ。絵を勉強している友達が持っていた絵の具にこのシエナ色というものがあったし、この街は確かに黄褐色。

もし、東京色っていうのがあったら何色になるんだろう、なんて考えてしまった。

ん~、私的にはコンクリートを思い出させるグレーかな。

インフォメーションで、シエナの祭典・パリオ祭の日程をチェック!

★2003年7月

  • 6月30日と7月1日 9:00と19:15 試走
  • 7月2日 9:00 パリオ祭当日

★2003年8月

  • 8月13日 19:15 試走
  • 8月14日と15日 9:00と19:15 試走
  • 8月16日 9:00 パリオ祭当日
  • 8月17日 優勝チームのパレード

※年毎のスケジュールは下のページをご参照下さい

LinkIconシエナ市ホームページへ

それにしてもこのインフォメーションにはよく電話がかかっていたなぁ~。しかも毎日昼休みなしで開いているなんて・・・。よっ、働き者。

インフォメーション

住所
P.za Campo,56
TEL
0577-280551
開館時間
毎日 9:00~19:00
ホームページ

Antica Pizzicheria al Palazzo della Chigina De Miccoli広場からDuomo(ドゥオモ)へ行く途中に食料品店を発見。
ワインを売っている「Manganelli」と店内にサラミやポルチ―ニがたっくさんある「De Miccoli」の2軒。
「Manganelli」は1879年創業の歴史あるお店でいろんな形と色をしたパスタ(500g:2~6ユーロ)手作りのジャム(3ユーロ前後)なども売っていた。
一方「De Miccoli」はパニーニを作ってくれるので、昼食時の狭い店内は地元の人でいっぱい。

Antica Drogheria Manganelli (アンティカ・ドロゲリーア・マンガネッリ)

住所
Via di Citta',71-73
TEL
0577-280002
営業時間
毎日 9:00~20:00

Antica Pizzicheria al Palazzo della Chigina De Miccoli
(アンティカ・ピッツィケリーア・アル・パラッツォ・デッラ・キジーナ・デ・ミッコリ)

住所
Via di Citta',93/95
TEL
0577-289164

ドゥオモは白と黒の縞々模様が特徴的で、中の床は象嵌と掻き絵が施された見事なもの。床が全部装飾されているので、歩ける部分はシートで覆われていて、一部分のみ見られるようになっている。

年に一度シートが剥がされて一般公開されるので、その時には壁と柱は縞々模様、床は装飾で賑やかな雰囲気になるんだろうな。

シエナのドゥオモドゥオモ横の大きな門のようなものは、今のドゥオモよりも大きいドゥオモを造ろうとした時のファサード(正面装飾)。
ガイドブックによると、1348年に発生したペストでこの計画は流れってしまったみたい。

未完のドォモオなんて、幻想的。

ドゥオモ

住所
Piazza Duomo
TEL
0577-283048

時間はちょうど13:00。私の腹時計って、なんでこう正確なんだろう。
地元の人の情報を頼りに、おいしい昼食にありつこう!

Mariotti-da Mugoloneまず最初に聞いたのは、書類を脇にかかえたおじ様。
「値段は高いけど、雰囲気はいいしおいしよ。でも、今日はお休みだったような気がするんだよな。」と薦めてくれたのは、

「Mariotti-da Mugolone」(マリオット・ダ・ムゴローネ)。

でも、おじ様の言う通り今日(木曜日)はお休み。お店の前で残念ポーズ。

Mariotti-da Mugolone (マリオッティ・ダ・ムゴローネ)

住所
Via dei Pellegrini,8
TEL
0577-283235
定休日
木曜日


次に聞いたのは、買い物帰りのおば様。

「安くて気軽な雰囲気で、特にピッツァがおいしいわよ。私もそっちの方向へ行くから、途中まで一緒に行きましょう。」

と迷路のような街をしばらく歩き、やっとのことで着いたお店はどうみてもごくごく普通のピッツェリアとバールが一緒になったようなところ。
おば様と別れた後、しばらく考えてからもっとシエナらしいものを食べられるところを探しなおすことにした。

おば様、ごめんなさい・・・。 

昼時で街を歩く地元の人も見当たらなくなったので、昨年までシエナに住んでいた友人に電話してみた。
彼女が薦めてくれたのは、カンポ広場から歩いて10分弱のところにある

「Da Enzo」(ダ・エンツォ)。

外から見る限り高級そうだったので、ジーパンにセーターの服装でも大丈夫かなぁ~と少し心配しながら扉を開けると、私の心配はよそにレストランの人は快く出迎えてくれた。

ほっと一安心したところで、早速メニュー決め。その土地のものをいただく主義なので、今回はCinta Senese(チンタ・セネーゼ)を使った料理を頼むことにした。
チンタ・セネーゼは首の周りが白く体全体が黒い、もともとはこのシエナ界隈にいた野生の豚。
ダ・エンツォの料理注文したチンタ・セネーゼの脂身のスライスは、口の中でとろりと溶けてなんともいえない美味しさ。
ん~、幸せぇ~。

盛り付けもきれいだし、おいしいし、雰囲気もいいし、教えてくれた友達に感謝感謝。
今度来た時には、残念ながら今日はなかったチンタ・セネーゼのムースを頼んでみようっと。
Da Enzo(ダ・エンツォ)

住所
Via Camollia,49
TEL
0577-281277
営業時間
昼と夜
定休日
月曜日

お腹がいっぱいになった午後は、少し中心街から離れて散歩をすることにした。

向かったのはS.Francesco(サン・フランチェスコ教会)とS.Maria dei Servi(サンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会)。

サン・フランチェスコ教会の内部は一身廊で広さと高さを感じた。
教会に隣接している回廊はシエナ大学の校舎として使用されていて、ちょうど試験期間の今は学生がいっぱいいた。

広場にいた若い人達は大学生で、試験結果を考えながら寝転がっていたのかなぁ~。

墓石を造る職人さんサンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会に行く途中に通ったP.za Provenzano Salvani(プロヴェンツァーノ サルヴァーニ広場)では、一生懸命に石に穴を開けている職人さんに会った。

広場に面した工房内は大理石の粉で真っ白、職人のおじいさんの作業服も真っ白。で、なぜか帽子は紙で出来ていた。(なんで紙製の帽子をかぶっているか聞くのを忘れた・・・。心残り。)

おじいさんは墓石を作っている職人さんで、50年もこの仕事しているとのこと。
私が生まれる数十年も前から働いているなんて・・・。

私が行った時には墓石に名前を付けていて、しばらく仕事の様子を見せてもらった。


  話し掛けると

「日本人なのにイタリア語うまいねぇ~。わしゃぁイタリア人でも南や北の人が喋っている言葉は全く分からんよ。」

と笑いながら話してくれた。

サンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会はドォオモとマンジャの塔を遠くからみるには最適の場所。
今日は天気がいいし、シエナの景色を充分満喫。坂を上がったり下ったりして来てよかったぁ~。

帰りのバスの時間を気にしながら、最後にもう1度市内を通りバス停に向けてキョロキョロしながら歩いて、

スローフード協会推薦シールが貼られているレストラン、色とりどりのロウソクが並んでいるお店、50%OFFは当たり前の大セールをしているキッチン用品店、自分が大金持ちのお嬢様になったかのような気分になる豪華ホテル

を覗いてみた。

色とりどりのロウソクロウソク店では、何層にも色が重ねられたロウソクをその場で作ってまだロウが固まらないうちに形を作っていく作業が見られるので、30分くらい見とれてしまった。そして、1つ買ってみた。

ホテルはレストランとワインバーだけでも利用できるので、今度はスカートでもはいてお嬢様気分でゆっくりしようっと。

レストラン:Osteria Castelvecchio(オステリア・カステルヴェッキオ)

住所
Via Castelvecchio,65
TEL
0577-49586
営業時間
12:30~14:00、19:30~21:30
定休日
火曜日


ロウソク店:La Fabbrica delle Candele(ラ・ファッブリカ・デッレ・カンデーレ)

住所
Via dei Pellegrini,11
TEL
0577-236417
営業日
毎日

キッチン用品店:MammaRo'(マンマロ)

住所
Via C.Angiolieri,16
TEL
0577-270322

ホテル:Grand Hotel Continental(グランド・ホテル・コンチネンタル)

住所
Via Banchi di Sopra,85
TEL
0577-56011
予約TEL
0577-44204
予約FAX
0577-49020
ホームページ

エノテカ・イタリアーナ最後にバス停近くのメディチ家のコジモ1世によって造られた要塞内にあるエノテカ・イタリア―ナに行ってみた。

地下にはイタリア中の主なワインが並んでいて、何種類かはカウンターでグラスで楽しめる。値段はグラス1杯2ユーロ代からあるので、飲んでみて自分の好みに合うワインを買うこともできるうれしいシステム。

私は普段あまり飲まないシチリアの赤ワインを頼んでみた。ぶどうの種類、生産地が違うと味が全く違うからワインっておもしろい。

Enoteca Italiana(エノテカ・イタリアーナ)

住所
Fortezza Medicea
TEL
0577-288497
営業時間
月曜日 12:00~20:00、火~土曜日 12:00~深夜1:00
定休日
日曜日
ホームページ

真冬よりは日が長くなったけど、さすがに19:00前はもう真っ暗。

今度は予定通り、18:50発のRapidaのバスに乗ってフィレンツェへ。
スーペルストラーダに乗るまでに少し渋滞したけど、あとは問題なく順調に到着。

たくさん歩いてちょっぴりくたびれたけど、天気がよかったおかげでより一層リフレッシュできました。

追加情報

ショップ情報

エッチング・カードショップ
ラ・パルパリオーラLa Parpagliola snc(ラ・パルパリオーラ)

住所
Via di Citta,79
TEL
0577-281144
営業時間
冬(11~4月、ただし1,2月は休み)月~土曜日(10:30~13:00/ 15:30~19:30)
夏(5~10月)月~土曜日(10:30~19:30)
定休日
日曜日

銅版を彫って印刷をすることをエッチングといいます。
このお店はそんな円珍具を用いた版画と水彩画、それにエッチングの絵に水彩絵の具を載せたカードや絵を売っています。
シエナの風景、トスカーナの風景など、素朴な芸術が所狭しと並んでいます。
カードは15ユーロ程度から、大きな物で200ユーロを超える物もあります。

(2006年1月9日)

ワイン・ショップ

エノテカ・トスカーナENOTECA TOSCANA(エノテカ・トスカーナ)

住所
Fortezza Medicea
定休日
日曜日

上のエノテカ・イタリアーナと同じ要塞内、入り口はちょうど向かい合わせとなります。
名前の通りトスカーナ産のワインやオリーヴ・オイルなどのほかに、トスカーナを感じる小物やワイングッズなども扱っています。
ワインの送料も比較的安いので、欲しいワインが沢山揃うようであればお店の人に説明を受けると良いでしょう。

(2006年1月9日)

レストラン情報

Serafino "La Vecchia Taberna di Bacco"(セラフィーノ)

住所
Via Beccheria,9
TEL
0577-41299
FAX
0577-41478

カンポ広場近くにあるレストラン。
気軽に入れるトラットリア、シエナ料理をはじめとするトスカーナ料理が楽しめます。

(2006年1月9日)


ページの先頭へ

指差しながら会話する

おすすめアフィリエイト

ホテル・クラブ

割引ホテル予約
ペルバッコのお勧めホテルも予約できるホテル・クラブ

ウィークエンド・フィレンツェ

Book now and save time!
ウフィッツィ、アカデミア美術館予約はこちらから

アマゾン・ジャパン


イタリアに関する書籍からマンマが使うキッチングッズ、旅に役立つ変圧器まで、お勧めの一品はこちらから

イタリア・ソムリエ協会資格

イタリアワイン・ソムリエ資格取得講座

cb_adv_logo.gif
イタリアの正規のソムリエ資格取得講座

オリーヴ・ソムリエ資格取得講座

cb_adv_olio.gif
イタリア・ソムリエ協会認定、オリーヴ・オイル資格取得講座