S.GIMIGNANO(サン・ジミニャーノ)

サン・ジミニャーノの街入り口からの塔15本の塔と白ワイン(Vernaccia di San Gimignano:ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ)が有名な街。

トスカーナの丘陵に囲まれた丘にあるこの街は、「世界遺産」にも登録されています。小さいながらも人々を引きつける魅力を探しに出掛けてみましょう。


ワイナリー訪問「郊外へ足を伸ばしておいしいワインとトスカーナの小さな街訪問を楽しみたい。」
「自分のお気に入りのワインがどんな畑や樽で造られているか見てみたい。
せっかくのフィレンツェです、ついでに自然やワインとも触れ合ってみませんか?!
半日のコースもご用意していますので、旅行プランに合わせてご利用ください。

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2003年3月××日 快晴

今回の日帰り旅行は50ユーロ(約6,500円)以内で、「見て・食べて・移動する」を目標に楽しもうと思う。ついでに白ワインでも買えたら最高なんだけど、なにせユーロになってから物価があがったから、どうなることやら・・・。

前回SIENA(シエナ)へいく時に乗ったSITAの青いバス(SIENA行き・DIRETTO)で、いざ出発。

9:40にFIRENZE(フィレンツェ)を出発し、10:00着予定のPOGGIBONSI(ポッジボンシ)でSAN.GIMIGNANO行きのバスに乗り換える。バス停は道路を挟んで向かい同士にあるので、すぐに分かった。無事に乗り換え、10:25にSAN.GIMIGNANO行きのバスが出発。
ポッジボンシ・バス停最初、

「バスを乗り換えるなんて、面倒くさい。」

と思っていたけど、乗り継ぎがとてもよかったから全く苦にならなかった。バスの中で熟睡して乗り過ごさないよう注意かな。

  • ○バス代(片道) 5.9ユーロ 予算残金 44.10ユーロ

SITA

住所
Via S.Caterina da Siena,15
TEL
055-2645957
フリーダイヤル(イタリア国内)
800-373760
ホームページ

天気が良くて遠くからでも塔が見えたので、到着前からワクワク。

城壁に囲まれているこの街へは、メインの門 Porta San Giovanni(サン・ジョヴァンニ門)から入った。
通りには陶器屋、エノテカ、テーブルクロスなどのリネン屋、サラミ屋など、観光客の興味をそそるお店がたっくさん並んでいる。

一方、ちょっと目を上に向けると塔がニョキニョキと建っている。今まで行った街とは大きさも雰囲気も違って、す・て・き。

街の中心 P.za della Cisterna(チステルナ広場)には、井戸があり若者がジェラートを片手に周りを取り囲んでいた。ジェラートに惹かれつつも、今は「見る」ことを優先。

サン・ジミニャーノ・インフォメーションいつものようにまずはインフォメーションへ行って、情報収集。

ここで、興味をそそる博物館のパンフレットを手に入れた。
見学するかどうかは、お昼の後に検討することにしよう。(なぜかは後で分かるはず)


インフォメーション

住所
Piazza del Duomo,1
TEL
0577-940008
ホームページ

最新の見学料、会館時間など、サン・ジミニャーノ・コムにて確認することが出来ます。
[ TOP > MUSEUMS / MUSEI] とお進み下さい。

市庁舎兼市立美術館になっている Palazzo Comunale(市庁舎、Palazzo del Popolo:ポポロ宮と呼ぶ場合もある)には、街が一望できる Torre Grossa(グロッサの塔)がたっている。

壁一面に絵が描かれている中庭を通り、市立美術館と塔への入場料 5ユーロを払い、塔の上からの眺めを楽しむことにした。
塔にあった説明によると

「建築開始当時、市は財政的に苦しかったために建築費を塔の壁に紋章をつけることで貴族に持ちかけたり、税でまかないました。現在でも南と北側の壁にはその時の紋章を見ることができます。

設計当初、高さは腕60個分にしようとしていましたが、実際に出来上がった時には96個分(約54メートル)にもなりました。完成後、塔には多くの雷が落ち1632年には最高部の南側が壊れてしまい、この雷の被害は1800年代中盤に避雷計が取り付けられるまで続きました。
また、第2次世界大戦では多くの塔が大砲の標的となり、この塔も例外にもれることなくひどい被害を受けましたが、戦後すぐに修復が行われ現在にいたっています。

シエナのマンジャの塔によく似たこの塔は、サン・ジミニャーノのシンボルとすると同時にその鐘で市民の生活を整えようとする目的もあり建設されました。」

とあった。階段をしばらく上がり、ようやく一番上へ到着。上からの眺めは街の美しさを倍増させる。ベランダで洗濯物を干しているおばさんの様子も見えたりして、おもしろい。

グロッサの塔から見た街市立美術館にはシエナ派とフィレンツェ派の絵画があった。
主に宗教画で絵画の世界にうとい私には理解難だった・・・。

  • ○入場料 5ユーロ
  • 予算残金 39.10ユーロ

市庁舎(ポポロ宮:市立美術館、グロッサの塔)

住所
Piazza del Duomo
TEL
0577-940340
入場料
市立美術館とグロッサの塔の共通券
大人5ユーロ、学生4ユーロ

次はお隣りの Duomo Collegiata(参事会教会)へ。見所は旧約聖書と新約聖書の絵が描かれている壁と Capella di S.Fina(サンタ・フィーナの礼拝堂)にあるギルランダイオ作のフレスコ画「サンタ・フィーナの生涯」。

ガイドブックによると

「サンタ・フィーナの生涯」は、フィーナが1人の若者から愛の印としてオレンジの実を受け取りそれを母親に激しくとがめられて罪を悔いるために5年間樫の木でできたテーブルの上に寝たという伝説

と、

彼女の死(1253年3月5日)に際して聖グレゴリウスが現れ樫のテーブルと町の塔には美しいスミレの花が咲き乱れた。

という2つのエピソードが物語られている。
礼拝堂には紙で作った花が飾られていて、一際目を引いた。

  • ○入場料 3.5ユーロ
  • 予算残金 35.60ユーロ

参事会教会

住所
Piazza del Duomo
開館時間
4/1~10/31 月~金 9:50~19:50、土 9:50~17:00、日・祝 15:00~17:00
11/1~3/31 月~金 9:30~17:00、土 13:00~17:00 日・祝
閉館入場料
大人 3.5ユーロ、学生(6~18歳) 1.5ユーロ、グループ(20名以上) 3.00ユーロ

いつも以上に芸術品や教会をじっくりみたので、今度は街を散策。メインの通りには観光客でいっぱいだったので、少し脇道へ行ってみた。

参事会教会の裏手に陶器と彫刻のお店を発見!陶器作りをしている Franco Balducciさんの作品は色使いや雰囲気がどことなく日本っぽかった。

「なんとくなく日本的な作品ですが、イタリアで学んだのですか?」

と聞いたら、

「よく日本人に同じようなことを言われるけど、僕はイタリアで学んだんですよ。木の感じやこういった色使いが好きだから日本的に見えるのかも知れませんね。」

と教えてくれた。

私がお店に行った時には、オリーヴ・オイル差しを作っていた。

ん~、イタリア的。

その隣りはドイツ人の彫刻家のお店。狭い店内には磁器の作品が並んでいた。私が一目ぼれした作品は紐に磁器をつけて、ただぶら下げたもの。それが何本も集まると暖簾のようになってきれいだった。欲しい~。

陶器屋Ceramica Balducci(チェラミカ・バルドゥッチ)

住所
Piazza delle Erbe,5
TEL
0577-943188
ホームページ

磁器の彫刻Studio d'Arte La Rocca(ストゥディオ・ダルテ・ラ・ロッカ)

住所
Via della Rocca,1
TEL(Cell)
347-4634811
ホームページ

オリーヴオイル差しを作るフランコさん

サン・ジミニャーノで見つけた私のお気に入りの作品

午前中、たっぷりいろいろなものを見たので今度はお昼探しに移った。なにせ観光客が多いので、地元の人を見つけるのに苦労した。

参事教会近くで声をかけたおじ様のお薦め「Le Vecchie Mura」(レ・ヴェッキエ・ムーラ)と磁器の彫刻店で働いていたお姉さんのお薦めのチステルナ広場近くに狙いを定めることにした。
が、今回の予算は残り35.60ユーロでまだジェラートも食べたいし、ワインも買いたいし、帰りのバス代もあるし・・・。
サン・ジミニャーノ・ランチ残念ながら、メインのサン・ジョヴァンニ通りに面した食材兼パニーニ屋で落ち着くことにした。
でも食いしん坊の私がパニーニだけではなく、この辺りのチーズとサラミを頼んだのは言うまでもない。

  • ○昼食代 12.69ユーロ
  • 予算残金 22.91

G&G Il Ristro(ジー・アンド・ジー・イル・リストロ)

住所
Via San Giovanni,15/A
TEL
0577-907177

ポルタ・サン・ヤコポ門お腹がいっぱいになったところで、城壁の周りを通っている散歩道をブラブラすることにした。

観光客らしき初老のご夫婦もカメラを片手にリュックを背負ってハイキング気分を楽しんでいるようだった。

今度はおにぎりやパーニーニを持ってお日様の下で食べるのもいいかも。

P.ta S.Jacopo(ポルタ・サン・ヤコポ門)から再び城壁内へ入り、S.Agostino(サンタゴスティーノ教会)へ。
午前中に見た参事会教会よりも簡素な教会の中はとても落ち着いた雰囲気で、散歩後の体を休めてくれた。

さて、インフォメーションで手に入れたある博物館のパンフレット。どんな博物館なのか・・・?

ちょっとドキドキしながら、博物館に向けて足を動かした。

途中、Via S. Matteo(サン・マッテオ通り)で職人さんと石鹸やバス用品のお店に寄り道。

ラ・スタンペリア職人さんのお店は銅版画(エッチング)屋。主にサン・ジミニャーノ周辺の景色を作品として製作していて、日本にも何回か行ったことがある方だった。
小さい作品であればお店の中でも印刷をするので、その作業を見せてもらった。インクを塗った銅版に少し湿った紙と更に上にフエルト生地をあて、重みのあるロールで強く押して印刷をする。インクが完全に乾くには2~3日もかかるとのこと。
午前中に陶器と磁器のお店を見たことを話すと、机の上から Associazione Artigiani&Artisti di San Gimignano(サン・ジミニャーノ 職人&芸術家協会)という名前のパンフレットを持ってきてくれた。

ここサン・ジミニャーノには職人さんや芸術家が多く、その人達の協会があるとのこと。パンフレットの中には陶器と磁器を製作しているお二人の紹介もあった。

銅版画(エッチング)屋
La Stamperia(ラ・スタンペリア)

住所
Via S. Matteo,88
TEL
0577-943230

レ・アンティケ・エッセンツェ石鹸とバス用品のお店は、飾っておくだけでも可愛い物を売っていた。
もちろん実用的にも優れている物ばかり。
特に入浴後のオイルはベタづかずにサラっとして使い心地は100点満点。


Le Antiche Essenze(レ・アンティケ・エッセンツェ)

住所
Via S.Matteo,61
TEL
0577-907187


再び街の中心チステルナ広場へ出て、いよいよ博物館へ。

博物館の名前はMuseo della Tortura(拷問博物館)。

中世以降、実際に使われていた拷問の道具が展示されているところ。
チケット売り場のお姉さんのお化粧もなんだかちょっと不気味な感じがしたのは、偶然なのかはたまた演出なのか?

薄気味悪く、ヒンヤリした館内には、ギロチンや電気椅子、足を固定して火あぶりにするもの、足に錘をつけてまたがる木馬、手足を縛って井戸に入れる椅子などなど、もう今考えただけでもゾットするものばかりが並んでいた。

想像力豊かで気が弱い人、霊感が強い人にはかなり刺激がある博物館だと思う。
でもなんでこの街にこんな博物館があるのか、気が動転してしまって聞くのを忘れた。

  • ○入場料 8ユーロ  予算残金 14.91ユーロ

Museo della Tortura(拷問博物館)

住所
Via del Castello,1/3
TEL
0577-907921

ジェラテリア・ディ・ピアッツァ予算残金 14.91ユーロを握り締め、ジェラート屋へ。
ジェラート大会でも数多くの賞をとっていて、その時の新聞の記事が壁に飾られていた。
値段はフィレンツェ市内よりも安く、1.50ユーロの小さいコーンまたはカップで2種類選べる。

少しづついくつかの種類を楽しみたい私にとってはうれしいお店。
お薦めの一品 DOLCE-AMARO(ドルチェ-アマーロ:甘味-苦味)とヨーグルトを頼んで、チステルナ広場の井戸のところで食べた。

ドルチェ-アマーロは甘いながらも少しお酒の味がして大人のジェラート。私にピッタリ???

※おすすめジェラート補足
店長でジェラート職人でもあるSergio Dondoli(セルジオ・ドンドリ)さんのおすすめは定番の味わいはもちろん、チョコレートとコーヒーにハーブを加えたDolceamaro(ドルチェアマーロ)、サン・ジミニャーノで採れたサフラン、ピサの松の実、マダカスカルのバニラを使ったCrema di Santa Fina(クレーマ・ディ・サンタフィーナ) や季節によっては、この地のワインを生産するヴェルナッチャ種やサンジョヴェーゼ種というぶどうを使ったシャーベットなどだそうです。
(2006年7月追加)

  • ○ジェラート 1.50ユーロ  予算残金 13.41ユーロ

Gelateria di "Piazza"(ジェラテリア・ディ・ピアッツァ)

住所
Piazza della Cisterna
TEL
0577-942244
ホームページ

帰りのバス代(5.90ユーロ)を考えても、白ワインを買うだけのお金は残ったので迷わずエノテカへ。

ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノD.O.C.G(統制保証原産地呼称)に指定されているVernaccia di San Gimignano(ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ)は果樹味と心地よい酸味が共に楽しめるワイン。

ワイナリー直売店だけにお手頃な値段で購入できた。

  • ○ワイン代 4.90ユーロ  予算残金 8.51ユーロ

Cantine del Paradiso(カンティーネ・デル・パラディーゾ)

住所
Via San Giovanni,115
TEL
0577-941500
営業時間
3~10月 9:30~20:00 / 11~2月 9:30~19:30
定休日
無休

チケットを街のタバッキで買い、17:40発のバスで一路フィレンツェへ。
帰りも行き同様にポッジボンシで乗り換え。
渋滞にあう事もなく、19:15にフィレンツェへ到着。

予算 50ユーロで「見て・食べて・移動する」がすべて出来たので、満足満足。

残金 2.61ユーロは、愛する豚の貯金箱へチャリン。真冬よりは日が長くなったけど、さすがに 19:00前はもう真っ暗。

追加情報

CIANI(チャーニ)オリーヴ雑貨
CIANI(チャーニ)

サン・ジョヴァンニ門とは一番反対側のあたりにある雑貨屋さん。
オリーヴの気を使ったキッチン用品を中心に、ガラスを使った伝統的な日用雑貨を多く取り揃えています。

見ていると思わず楽しくなってしまうお店。


CIANI(チャーニ)

住所
Via S. Matteo,83

(2006年7月)


ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ・ワイン博物館

ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ・ワイン博物館サン・ジミニャーノの街にワイン博物館が出来ました。場所は参事会教会の上を左に曲がり道なりに上って行ったところにあります。

サン・ジミニャーノはヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノという白ワインで有名です。
博物館となっている建物はVilla di Rocca(ヴィッラ・ディ・ロッカ)です。

休館日
火曜
開館時間
11:30~19:00(水曜日のみ15:00~19:00)

(2005年6月6日)

市庁舎市庁舎(ポポロ宮:市立美術館、グロッサの塔)の入口が変わりました。
視聴者向かって左の広場に面した階段を上がったところに変わりました。
( 2004年9月6日)


レストラン情報

Trattoria Chiribiri(トラットリア・キリビリ)・Trattoria Chiribiri(トラットリア・キリビリ)

住所
Piazza della Madonna, 1
TEL
0577-941948
開店時間
11:00~23:00(ノンストップ)

サン・ジョヴァンニ門から入り、一つ目の左の路地を上がったのお店。
店内はとても小さく、常に人で溢れています。
料理はキリビリ風トスカーナ料理といったところで、味と値段のバランスがとっても魅力的。
夜までフルオープンなので、食事時の時間を外して行けるのも嬉しいです。
(2007年5月)

・Osteria de Carcere(オステリア・デル・カルチェレ)

住所
Via del Castello,13
TEL
0577-941905

拷問博物館の並びで店内がロフト風の2階になっているお店。
豆や野菜を沢山使ったスープや、クロストーネ(イタリア風カナッペ)など軽い料理が中心。
ワインと軽い食事をしたいときにおすすめです。
( 2004年9月6日)

・Ristorante Dorando(リストランテ・ドランド)

住所
Vicolo dell'Oro,2(Angolo Piazza Duomo)
TEL/FAX
0577-941862
ホームページ

ドゥオモも前の路地を入った先の右の角にあるレストラン。ちょっと見つけにくい所にありなんとなく隠れ家的。
ワインも豊富に揃っていて、ゆっくりとしっかり食事を楽しみたいときに利用したいお店。
(2004年9月6日)

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