GREVE IN CHIANTI(グレーヴェ・イン・キャンティ)

GREVE IN CHIANTI(グレーヴェ・イン・キャンティ)イタリアワインの中で昔から日本でもよく知られている「キャンティ・クラッシコ」を生産するキャンティ地方の中心的存在の街。

自然、豊かな食に恵まれたこの街で味合うワインは、地元の空気を含んでより一層おいしいですよ。
ガイドブックにはあまり載っていない小さな街。


ワイナリー訪問「郊外へ足を伸ばしておいしいワインとトスカーナの小さな街訪問を楽しみたい。」
「自分のお気に入りのワインがどんな畑や樽で造られているか見てみたい。
せっかくのフィレンツェです、ついでに自然やワインとも触れ合ってみませんか?!
半日のコースもご用意していますので、旅行プランに合わせてご利用ください。

LinkIconワイナリー訪問サービスへ

leggi.gif問い合わせメールを出す

2003年9月××日 晴れ時々曇り

秋はイタリア中で収穫祭やワインの試飲会が行われる。

今日は、ワイン好きにはたまらない「キャンティ・クラッシコ・ワイン」の試飲会に向けてグレーヴェ・イン・キャンティへ、日本から遊びに来ているワイン好きの友人と一緒に向かった。

フィレンツェからSITAのバスで約1時間。

10:50発を10:05と勘違いをし、かなり早くフィレンツェのバスターミナルへ着いてしまった。
ターミナルは10:10発のシエナ行きのバスを待っている人達でいっぱい。

いつもは観光客で賑わうバスも、今日はシエナ対インテルのサッカーの試合があるのでサッカーファンもたくさんいた。

そんな中、友人3人の姿を発見。
手に「SIENA」と書かれた応援用シャルパ(マフラー)を握り締めていたのは言うまでもない。

グレーヴェへ向かうバスももちろん満員。
立っている人達もいたけど、時間を勘違いしただけあって余裕で座れた。

よかった、ホッ。
秋は週末にいろいろなイベントがあるから、忙しい~。

SITA

ホームページ

くねくねとしたキャンティ街道を通り、グレーヴェへ到着。

P.zza Matteotti(マッテオッティ広場)街の中心のP.zza Matteotti(マッテオッティ広場)には、受付とワインが並んでいるカウンターブースが2ケ所あり、私達が着いた12:00頃はたくさんの人で賑わっていた。

今日はワインの試飲会をやっているけど、毎月第4日曜日は有機栽培の食品などの市場が開かれている。


インフォメーション

住所
Via Luca Cini,1
TEL/FAX
055-8545243

グレーヴェ・イン・キャンティのホームページ

「よ~し、飲むぞ!」

と思いきや、空腹には勝てず、まずはマッテオッティ広場に面しているオステリアへ直行した。

このオステリアはスローフード協会に属していて、肉を中心としたトスカーナ料理が楽しめるお店。

メニューを見ると、まず目についたのがArista di Cinta Senese(アリスタ・ディ・チンタ・セネーゼ:チンタ・セネーゼのロースト)。

チンタ・セネーゼは豚の一種で、成長しても普通の「子豚」くらいにしかならず、色も黒で首の周りだけが白いシエナ種と呼ばれるいわゆる地豚。数が少なく、フィレンツェでもめったにおめにかかれないお肉なので、迷わずこれを注文した。

その他にもSalumi di Marcelleria 「Falorni」(サルーミ・ディ・マルチェッレリーア:「肉屋ファロルニ」のサラミの盛り合わせ)、や一皿17ユーロほどするFiletto(フィレット:牛肉のステーキ)など、赤ワインに合いそうなものがたくさんあった。

「ファロルニ」は隣りにある有名な肉屋。チンタ・セネーゼのサラミも売っているので、帰りに寄ってみよぉっと。

チンタ・セネーゼのローストチンタ・セネーゼのローストの他に、Affettato Misto(アフェッタート・ミスト:薄切りにしたサラミと生ハムの盛り合わせ)、Carettiera(カレッティエーラ:辛いトマトソースのパスタ)と牛肉のステーキを頼んで、友人とウキウキしながら待った。

私達が座った席はちょうど厨房の隣りだったので、忙しそうに動いているオーナーシェフのサルヴァトーレさんと時々目があい、作っている人、待っている人、お互い笑顔で挨拶をした。

ん~、楽しみ~。

注文した4品はどれも期待以上の味で、

「おいしい~、おいしい~!」

と連呼しながら食べた。

シンプルな材料で作るだけに、味の良し悪しがはっきり出るカッレティエーラはここしばらく味わったことのないおいしさ。
もちろん一番楽しみにしていたチンタ・セネーゼのローストは脂がのっていて、パサパサ感がなく絶品。
牛肉のステーキも私好みのレア―で、ボリュームもたっぷり。
ボトルで頼んだワインもあっという間に飲み干し、すでにほろ酔い気分。

これからが本番の試飲なのに、この先大丈夫なのかちょっと不安・・・。
Osteria Mangiando Mangiando(オステリア・マンジャンド・マンジャンド)

住所
Piazza Matteotti, 80
TEL
055-8546372
営業時間
12:00~15:00 / 19:00~22:00
定休日
月曜

その他のレストラン

Nerbone(ネルボーネ)Nerbone(ネルボーネ)

フィレンツェの中央市場の中にある、Lampredotto(ランプレドット:牛の胃袋)で有名なネルボーネの姉妹店。

住所
Piazza Matteotti,22
TEL
055-853308
営業時間
12:00~14:30 / 19:00~22:00
定休日
火曜

Trattoria Le Cernacchie(トラットリア・レ・チェルナッキエ)Trattoria Le Cernacchie(トラットリア・レ・チェルナッキエ)

グレーヴェの街の中心から離れたPanca(パンカ)という地区にある。
店内は「暖かい雰囲気の田舎のトラットリア」で、ジビエ料理が楽しめる。

住所
La Panca Grave in Chianti
TEL/FAX
055-8547968
定休日
月曜

グレーヴェの試飲会良い気分になったところで、いよいよ今回のメイン、ワインの試飲へ。

まず受付で8ユーロを支払い、グラスと試飲のチケット(8枚)とパンフレットをもらう。

2ケ所に分かれているカウンターブースの1ケ所は通常の「キャンティ・クラッシコ」と「IGT」。
もう1ケ所は「キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ」。

自分で飲みたいワインを言い、チケット1枚と交換してワインをもらうシステム。
ただし、リゼルヴァは市場での値段が高いのでチケットも2枚必要だった。

3日間続いている今日は最終日だったので、ワインの種類がかなり少なくなっていたのが残念。

その中でも気になるワインをもらいに、人ごみを押し分けてカウンターへ。

「8枚なんて少ない。」

と思っていたけど、すでにほろ酔い気分だったせいかなかなか次の1杯にいけず、8枚の券が終わった時には満足状態。

1回50mlとして8回で400mlだから、私的には多くもなく少なくもなくちょうどいい量。

気に入ったワインは、

Fattoria Dievole(ファットーリア・ディエーヴォレ)のIGT "Broccato"1999(ブロッカート)とVilla Palazzo(ヴィッラ・パラッツォ)のChianti Classico "Mangiacane"2001(キャンティ・クラッシコ “マンジャカーネ”)。

友人は「一度にこんなにいろいろな種類のワインを飲んだことない。幸せ~!」と感激していた。

キャンティ・クラッシコ協会

ほろ酔い気分から、かなりいい気分になったところで、酔い覚ましも兼ねてマッテオッティ広場に面しているお店を覗いてみることにした。

Antica Macellaeria Falorni(アンティカ・マチェレリーア・ファロルニ)最初に向かったのは、肉屋のファロルニ。

テーブルや壁いっぱいに並んでいる肉、サラミ、生ハムの香りが立ちこめる店内は、白い服を着た店員さんと地元の人と観光客で広場に負けないくらい賑わっていた。

ワインのお供にピッタリのサラミは、チンタ・セネーゼやトスカーナを中心とした地域で飼育されている白い牛Chianina(キアニーナ:キアーナ牛)や猪から作られた珍しいものもあり、サラミ好きにはたまらない。

私が買おうと決めていたチンタ・セネーゼのサラミは1kg、27.89ユーロのいい値段。
いつもスーパーで1kg、15ユーロ前後のものを買っていることを考えると、か・な・り・高い。
でも1kg単位ではなく、選んだサラミの重さによって値段が決まるので300gくらいのものを1本購入した。

じっくり味わって食べなくちゃ。

チンタ・セネーゼ商品は、フェンネルシード入りサラミやソーゼージのように小さくなったもの、ヒレ肉を使ったサラミ、生ハムなど、数種類ある。

どれも興味津々。

Antica Macellaeria Falorni(アンティカ・マチェレリーア・ファロルニ)

住所
Piazza Matteotti,69‐71
TEL
055-853029
FAX
055-8544521
営業時間
月~土曜 8:00~13:00 15:30~19:30 / 日曜、祝日 10:00~13:00 15:00~19:00
定休日
1月1日、パスクワ、8月15日、クリスマス
ホームページ

その他のお店

Giachi Grazia Ricami(ジャキ・グラツィア・リカーミ)

手縫いで絹の刺繍が施されているテーブルクロス、ナフキン、シーツ、枕カバー、ネグリジェ、子供服、タオルなどがある。
使うのがもったない、職人技が光る商品はお土産にもピッタリ。

住所
Piazza Matteotti,35
TEL
055-8544671
営業時間
10:00~19:00

Foto Atelier "La Fotografia di Andrea Rontini"
(フォト・アテリエ “ラ・フォトグラフィーア・ディ・アンドレア・ロンティーニ)

トスカーナの風景を撮る写真家、アンドレア・ロンティーニさんのショップ。
絵葉書、しおり、カレンダー、写真集、様々な大きさの額に入った写真がある。
トスカーナ好きだったら、全部欲しくなりそうなものばかり。

住所
Via Roma,18
TEL/FAX
055-8544618
営業時間
10:00~19:30
定休日
日曜
ホームページ

「Gallo Nero」(ガッロ・ネーロ:黒い鶏)広場とその周辺をぐるりとひと回りし終わったかなと思ったところで、檻の中に入ったキャンティ・クラッシコのシンボル「Gallo Nero」(ガッロ・ネーロ:黒い鶏)を見つけた。

説明書によると・・・

 『ガッロ・ネーロは以前フィレンツェ軍のシンボルだった鶏で、現在は「キャンティ・クラッシコ」のシンボルになっている。

正式にはリヴォルノ種といい、中部イタリア(主にトスカーナ)で飼育されている。
昔からの黒い種類は数が少なく、現在では他の鶏同様白い色が多くなっている。
このリヴォルノ種という名前は1800年代にリヴォルノ港からイギリスやアメリカやに向けて輸出されてことに由来している。
一般的な大きさは雄が2~2.5kg、雌が1.5~2kg。』

「鶏=白」というイメージとはかけ離れた色合いと大きさにビックリした。

ワインづくしだった日帰り旅行の締めくくりも、ワイン。

「Le Cantine di Greve in Chianti」(レ・カンティーナ・ディ・グレーヴェ・イン・キャンティ)の看板に従って広場から少し離れた。

とても新しいカンティーナ内にはワインはもちろんオリーヴ・オイルも展示・販売されていて、試飲をして自分の好みのものを選べるシステムになっている。

Le Cantine di Grave in Chianti(レ・カンティーネ・ディ・グレーヴェ・イン・キャンティ)カンティーナに入るのは入場無料だけど、試飲をするにはカードが必要で値段は10、15、25ユーロの3種類があった。

キャンティの主要ワインが一通りおいてあるので、見ているだけでもおもしろい。

ワイン博物館といった感じ。

Le Cantine di Grave in Chianti
(レ・カンティーネ・ディ・グレーヴェ・イン・キャンティ)

住所
Piazza delle Cantine
TEL
055-8546404
営業時間
10:00~19:00
定休日
無休
ホームページ

 帰りもSITAのバスでフィレンツェへ向かった。
来る時以上に混んでいて、のろまな私達はフィレンツェまで立つはめになってしまった。

アルコールが入って気分いいのに、立って帰るのは辛い・・・。
しかも、くねくね道は辛さを更に倍増させる。

酔わないよう、外の景色を見ながら「今日は、食べて飲んで終わったな~。」と実感。

そして、心の中で一言叫んでみた。

「秋のトスカーナ、さぁーいーこぉ――――――!!!」。


ページの先頭へ

指差しながら会話する

おすすめアフィリエイト

ホテル・クラブ

割引ホテル予約
ペルバッコのお勧めホテルも予約できるホテル・クラブ

ウィークエンド・フィレンツェ

Book now and save time!
ウフィッツィ、アカデミア美術館予約はこちらから

アマゾン・ジャパン


イタリアに関する書籍からマンマが使うキッチングッズ、旅に役立つ変圧器まで、お勧めの一品はこちらから

イタリア・ソムリエ協会資格

イタリアワイン・ソムリエ資格取得講座

cb_adv_logo.gif
イタリアの正規のソムリエ資格取得講座

オリーヴ・ソムリエ資格取得講座

cb_adv_olio.gif
イタリア・ソムリエ協会認定、オリーヴ・オイル資格取得講座