四十八通り目
Borgo San Lorenzo e Piazza San Lorenzo
(ボルゴ・サン・ロレンツォとサン・ロレンツォ広場)

観光スポットとして外せないドゥオモ広場から出ている数十メートルの通りと第二十九通りで紹介したVia Ginori(ジノリ通り)の手前にある広場です。

ボルゴ・サン・ロレンツォ

Borgo S. Lorenze

ボルゴ・サン・ロレンツォとサン・ロレンツォ広場


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ボルゴ・サン・ロレンツォの両脇にはレストラン、ピッツェリア、カフェ、若者向けのショップが立ち並び、いつもたくさんの人で賑わっています。

観光途中、しっかりとした食事ではなくパニーニと飲み物程度で昼食をすませたい場合にはBorgovino(ボルゴヴィーノ)に立ち寄ってみて下さい。

ここは同じ通りBorgo San Lorenzo, 20rにあるワインと食材のお店「Borgo」(ボルゴ)の姉妹店で、グラスワインと約20種類のパニーニが気軽に楽しめるお店です。

グラスワインは3,5ユーロから、パニーニは3ユーロとお値段も手頃です。

「Borgovino」(ボルゴヴィーノ)

住所
Borgo San Lorenzo,21r
TEL
055-2398557

LinkIcon姉妹店 BORGO のホームページへ

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サン・ロレンツォ教会広場

サン・ロレンツォ教会

Borgo San Lorenzo(ボルゴ・サン・ロレンツォ)がジノリ通りに変わる所にある広場がPiazza San Lorenzo(サン・ロレンツォ広場)。


広場に面したBasilica di San Lorenzo(サン・ロレンツォ聖堂)は、258年にローマで拷問にかけられ殉教した聖人San Lorenzo(サン・ロレンツォ)を祀って393年にミラノ司教のAmbrogio(アンブロージョ)が献堂しました。


約300年もの間、フィレンツェの大聖堂としての役割も果たした歴史ある教会です。


1060年頃にはロマネスク様式での拡張工事が行われ、司祭座聖堂参事会の中心として使用されました。


1400年代初めには更なる拡張工事が行われ、その時資金を出した人の1人が当時この地区に住んでいたGiovanni di Bicci de’Medici(ジョヴァンニ・ディ・ビッチ・デ・メディチ1360~1429年)でした。


彼は、世界史及びフィレンツェの歴史に欠かすことの出来ないメディチ家の中で最初に名を残した人物です。


その後、ジョヴァンニ・ディ・ビッチ・デ・メディチの息子Cosimo de’Medici(コジモ・デ・メディチ又の名をIl Vecchio老コジモ1398~1464年)に工事は委ねられ、1464年に彼が亡くなりこの教会に埋葬された頃から、ここはメディチ家と結びつきが強い教会となりました。


建築には、Filippo Brunelleschi(フィリッポ・ブルネッレスキ1377~1446年)、Michelangelo Buonarotti(ミケランジェロ・ブオナロッティ1475~1564年)などの当時の有名建築家達が、教会内にはDonatello(ドナテッロ1386~1466年)、Filippo Lippi(フィリッポ・リッピ1406~1469年)、Domenico Ghirlandaio(ドメニコ・ギルランダイオ1449~1494年)、Pontormo(ポントルモ1494~1557年)、Rosso Fiorentino(ロッソ・フィオレンティーノ1495~1540年)、Agnolo Bronzino(アニョーロ・ブロンヅィーノ1503~1572年 本名:Agnolo di Cosimo di Mariano アニョーロ・ディ・コジモ・ディ・マリアーノ)などの作品があります。


サン・ロレンツォ聖堂のファザード茶色のファザードはLorenzo de’Medici(豪華王ロレンツォ1449~1492年)の第二子で法王になったLeone X(レオ10世1475~1521年)が、1518年にミケランジェロに依頼したものです。


技術面、資材調達の資金面がうまくいかず未完成ではありますが、サン・ロレンツォ教会の顔として立派に人々を出迎えています。

では、早速中へ入ってみましょう。

聖堂内は

  • 短パン、ノースリーブでの入場は禁止

(肌が見え過ぎている人には、ポンチョ型の薄手の布が用意されています。)

  • 写真、ビデオの撮影は禁止
  • 静かに見学
  • 食べ物の持ち込み禁止

になっています。
祭壇を正面に、右側の礼拝堂にはロッソ・フィオレンティーノ作「聖母マリアの結婚」、身廊を仕切る柱に沿って2つ置かれているのはドナテッロ作「説教壇」、祭壇前の床には「コジモ・デ・メディチの墓」、祭壇向かって左へ進んだ所にあるマルテッリ礼拝堂にはフィリッポ・リッピ作「受胎告知」とドナテッロ作「マルテッリ家の石棺」があります。
更に奥へと進むとブルネッレスキがジョヴァンニ・ディ・ビッチ・デ・メディチの命によって造った旧聖具室があります。

調和の取れた建築とドナテッロによる装飾は、ミケランジェロが手掛けた新聖具室と並び重要な場所の1つです。

教会内から続く回廊を通り1階(日本の2階)へ進むと、メディチ家出身の法王Clemente VII(クレメンス7世1478~1534年)が一族所有の本を一堂に集めるためにミケランジェロに造らせたBiblioteca Laurenziana(ラウレンツィアーナ図書館)があります。

クレメンス7世は豪華王ロレンツォの甥であり、レオ10世の従兄弟にあたります。

ここの見どころはなんといっても図書館内へと続くミケランジェロがデザインした階段。

もともと彼は胡桃の木で造るつもりでデザインをしましたが、最終的にはBartolomeo Ammannati(バルトロメオ・アンマンナーティ1511~1592年)がピエトラ・セレーナで造りました。

まるで水が流れ広がっているかのような優しい曲線は、ミケランジェロの傑作の1つです。

サン・ロレンツォ聖堂の回廊からの眺め図書館へ入る前、回廊の1階(日本の2階)から見えるドゥオモと鐘楼は回廊を額とした絵のようにも見え、又ドゥオモと鐘楼が街並みとうまく調和している様子がよく表れているので好きな眺めの1つです。

「Basilica di San Lorenzo」
(サン・ロレンツォ聖堂)

住所
Piazza San Lorenzo
TEL
055-216634
開館時間
10:00~17:30(チケット販売は17:00まで)
閉館日
日曜・宗教的祝日
料金
3.5ユーロ

宗教画が並ぶ教会ではなく、15~16世紀の価値ある芸術作品と建築物が集まった美術館としての価値も十分あるフィレンツェを代表する教会をぜひ訪れてみて下さい。

2009年9月 宮崎

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